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事業再構築補助金の採択後の流れとは?採択から受け取りまでにやるべきことを徹底解説!
事業再構築補助金の採択後の流れとは?採択から受け取りまでにやるべきことを徹底解説!
補助金
2024.06.22
事業再構築補助金
採択後
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事業再構築補助金の採択後の手続きについてお困りの方も多いでしょう。

本記事では、採択結果の通知から交付申請・実績報告・そして補助金受領までの流れを詳しく解説します。

さらに、計画の変更手続きについても触れているため、事業再構築補助金を受けた方々がスムーズに手続きを進められるようサポートします。

この記事は「第12回公募要領」および「第10回公募以降用 補助事業の手引き」をもとに作成していますので、最新の情報で信頼性の高い内容です。

採択後の手続きを理解し、確実に進めていくための参考にしてください。

事業再構築補助金 − 採択から交付まで

事業再構築補助金の採択から交付までの流れをスムーズに進める方法について詳しく説明します。

事業再構築補助金とは?

事業再構築補助金は、ウィズコロナ・ポストコロナ時代の経済社会の変化に対応するための補助金です。

中小企業や中堅企業・個人事業主などが新たな分野への進出や業態転換をおこなう際の支援が目的とされています。

コロナの影響で売上が減少している事業者が対象です。

具体的には2020年4月以降の連続する6か月間のうち任意の3か月の売上が、コロナ以前の同期間と比較して10%以上減少している必要があります。

また、事業再構築に取り組むことや認定経営革新等支援機関と事業計画を策定することも必須要件です。

補助金額や補助率は事業の規模や類型によって異なり、建物費や機械装置費・クラウドサービス利用費などの経費が対象となります。

採択までの流れ

事業再構築補助金の採択までの流れは次のとおりです。

まず、事業計画書を作成し必要な書類を揃えます。

次に、GビズプライムIDを利用して電子申請をおこないましょう。

申請後、事務局で一括審査の段階に入り、約2〜4ヵ月後に採択結果が発表されます。

採択されると、交付申請の準備に移ります。以下にあるフロー図を参考にしてください。

上記が採択までの基本的な流れです。

採択結果が通知されたら、いよいよ交付申請へと進みます。

採択後の流れ

事業再構築補助金は、補助対象の事業を実施し終えたあとに支払われます。

そのため、採択後の手続きを確実に実行することが重要です。

計画通りに進め、必要な報告書や書類を正確に提出することでスムーズに補助金を受け取ることが可能です。

交付申請

事業再構築補助金が採択されると、採択決定通知書が送られてきます。

この通知書は採択のお知らせで、補助金を受け取るためには別途交付申請をおこなってください。

交付申請の期限は明確には設けられていませんが、交付申請をしてから交付決定が下されるまで事業を進めることはできません。

そのため、採択の結果が届いたら早めに申請をしましょう。

交付申請は、jGrants(Jグランツ)で必要項目を入力します。

その際、以下の書類が必要です。

  1.  交付申請書別紙1
  2. 履歴事項全部証明書または確定申告書
  3. 決算書
  4. 見積書
  5. 建物費、機械装置・システム構築費の追加書類

交付申請から交付決定までには、1〜2ヵ月程度かかります。

これらの書類を揃え、適切に申請することでスムーズに補助金を受け取るための準備が整います。

事業実施

交付決定通知書が届いたら、事業再構築補助金で申請した事業を開始します。

補助対象は交付決定で認められた経費のみであり、その他の経費は補助対象外のため注意が必要です。

事業実施中に保管すべき書類は以下のとおりです。

  1. 見積書
  2. 発注書
  3. 納品書
  4. 請求書
  5. 代金支払済みを示す証票(銀行の支払い証明書等)
  6. 領収書(存在する場合)

これらの書類は、事業報告書の作成時に必要となるため日付順に整理して保管してください。

実績報告

事業実施後、実績報告をおこないます。

これは事業が計画どおりに実施されたことを報告するもののため、必要な書類を揃えて提出してください。

確定審査(交付額の決定)

確定審査(交付額決定)の段階では、事業実績報告書の内容が検査されます。

内容に問題がなく、事業が正しく実行されたことが確認されれば補助金額の確定です。

補助金の申請・受取

事務局から補助確定通知書を受取ったら、事務局に補助金の請求手続きをしてください。

請求方法は通知書に記載されていますので、内容を確認して指定の期日までに手続きを完了させます。

まとめ

事業再構築補助金は、コロナの影響を受けた中小企業が新たな事業に挑戦するための大きな支援となるでしょう。

しかし補助金を受取るためには、採択後もさまざまな手続きを確実におこなう必要があります。

交付申請・事業実施・実績報告・確定審査そして補助金の申請と受取までの一連の流れを順守しなければなりません。

特に事業実施中には必要な書類をしっかりと保管し、正確な実績報告が重要です。

これにより、補助金の受取りがスムーズに進みます。

事業完了後も5年間の状況報告が求められるため、長期的な管理をしてください。

事業再構築補助金を有効活用し、事業の成功につなげていきましょう。

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